組合員活動

明るいまちづくり

医療や福祉を充実させるなど社会保障を守り発展させることは、人間が人間らしく生きていくことを保障する活動です。また、平和と民主主義を守ることは、私たちの安心のくらしと明るいまちづくりの前提です。くらしの場から憲法をまもり、平和を守る活動に取り組んでいます。

(1)社会保障を充実させる取り組み

①くらしの学校

安心して暮らせる明るいまちづくりをすすめるために支部開催を基本として「くらしの学校」を開催しています。5講座を原則として、組合員が学びたい内容を考え、カリキュラムを組みます。なお、「憲法」は講座の1つとして組み入れることを推奨しています。

(カリキュラムの例)

内容 講師
第1回 開校式
『高齢者の医療、介護の実状』
~退院後の転院先探し 高齢者施設の種類について~
広島共立病院
相談室職員
第2回 『介護予防について』
~地域包括支援センターの役割 介護予防の体操~
地域包括支援センター
職員
第3回 『一人暮らしの高齢者のための快適食事プラン』
試食しながら
居宅介護支援事業所
ケアマネジャー
第4回 特別講座『くらしと憲法』
卒業式&茶話会
広島医療生協
明るいまちづくり委員

●受講料 100円

②バレンタイン行動

バレンタイン行動

毎年2月には各地でチョコレートを配り、社会保障充実を求めてアンケートや街角シール投票などをして宣伝行動を行っています。

(2)高齢者にやさしいまちづくり

①高齢者にやさしいまちづくり

2011年から「高齢者にやさしいまちづくりアンケート」に取り組み、子どもからお年寄りまで誰もが安心して生活できる“まちづくり”を目指しています。アンケートを通して地域の実情がソフト面・ハード面から明らかになり、地域の仲間といっしょに助け合いながら、他団体や自治体と協力して、要求を実現していく運動です。

②一支部一要求運動

一支部一要求運動

運動のきっかけは1994年。アストラムライン(新交通システム)の全駅にエレベーター・エスカレーターを設置しようという声を、自治体に要求したことが始まりです。それ以来毎年、各支部からの要望書をまとめ、自治体へ提出。その後自治体による回答説明会で話し合いの場を設ける形式が定着しました。この運動によって防犯灯が設置され夜道が安全に通れるようになったことや、ガタガタの歩道が修復されて安全に通行できるようになったことなど多くの要求が改善されてきました。